山崎、上田、若狹さんに栄誉 春の叙勲 保護司や消防功労で

山崎雅史氏

上田重三氏

若狹利雄氏
春の叙勲受章者が発表され、稚内から保護司の山崎雅史さん(75)=中央5=が更生保護功労で瑞宝双光章、元稚内地区消防事務組合稚内消防団副団長の上田重三さん(77)=宝来1=と、元同副団長の若狹利雄さん(71)=東浦=がともに消防功労で瑞宝単光章に輝いた。
山崎さんは、平成9年に保護司に拝命され平成23年から稚内地区保護司会、令和元年から副会長を務め現在に至る。平成19年〜令和5年まで稚内地区協力雇用主会長も務めた。
保護司になって間も無くは、犯罪が多く本業の傍ら多くの人と面談を行い、同時期に2人を担当するなど忙しい日々を過ごしたことに触れ「担当することで私自身も勉強になった」と振り返り、受章に当たっては「大変光栄に思います。家族はもとより、従業員の皆さんの協力のお陰で、仕事と両立することができ、保護司会の皆さんにも感謝申し上げます」と話していた。
上田さんは昭和46年、稚内市消防団に入団。部長、副分団長、分団長など経て、平成18年から令和4年3月末までは副団長を務めた。
2002年に発生した稚内大火では、仲間たちと現場に駆け付け、凄まじい炎に対して放水活動を行う中で「放水する人が熱がっているのでその人に水をかけた。今までで一番の火災だった」と当時を振り返り、鎮火した朝方には「皆んな疲れ果て、その辺に横になっていた」と話していた。
「共に煤かぶって、水かぶってきた仲間と飲む酒が一番美味い」と団員同志の絆について話した上田さんは「家族の理解があったからこそ長いことやってこれました。大変光栄に感じております」と喜びを語った。
若狹さんは、昭和55年に稚内地区消防事務組合稚内消防団に入団。平成23年から分団長、平成29年には副団長として令和6年3月末まで活動した。
44年間、消防団として防火啓発などに努めてきた若狹さんは、東浦地区での火災は少なく、消防団が防火啓発活動に取り組んでいることに触れ「平和だったが、携帯電話は常に身近に置いていました」と振り返った。
世帯数が少ない東浦では、ほとんどの人が消防団の入団経験がある。「皆んな一生懸命に活動しているので安心していられます」と話していた。


