週末雑感
プロ野球開幕から20日ほど過ぎ北海道日本ハムファイターズの戦績が芳しくない。打線と投手力で圧倒的な戦力を持ち「ぶっちぎり優勝する」などと意気込んでいた新庄監督だが、ダムの一穴ならぬ守備の綻びにより穴が広がっている感さえしている。
攻撃は最大の防御と言うこともあるが、守備が堅く走塁に長けていれば攻撃以上の効果があり、言うところの「守り勝つ」試合が可能になるが、その守りに破綻が生じており、余りにお粗末な三塁手郡司と一塁清宮を先発から外しベンチにした昨16日の試合は負けはしたが、新庄監督の今後の戦い方の試金石となったか。
群雄割拠の戦国時代において地方を治める大名が城づくりに心血を注いだのは領国を守りたいからであり、小高い丘に山城を築き平地に築く時には幾重もの堀をつくり敵からの攻撃に備えた。先手必勝とはいえ籠城し守り勝つという戦法を取った大名がいたのは確かだ。
水も洩らさぬと言わずとも守りは戦う上での肝所であり、幾らホームランを打っても投手が打たれポロポロとエラーするのでは先行きが読めず、行き当りばったりになる。
昨日までで当初の狙いから大きく狂いが生じた負け越し二つ。新庄さんはペナントが始まりにレイエスあってのチームと言っていたようだが、推し量るに相手を攪乱するための方弁であり心中は選手全員で勝利するのだという心意気があったに違いない。
大味の野球から守備堅固な緻密な戦術に変えた方が勝利の確率が上がるのは理がある。


