時の話題 「津波死者4千人②」

 大地震が起きる可能性が0・1%以下の日本海北部に対し、太平洋東部では確か30%超の確率で発生する予想がある。現実、先月下旬から立て続けにあり「巨大地震の前触れでは」と北海道民が憂慮している。軽微な地震後の大地震が過去にあったからである。
 このため根室、釧路など道東地域の地震への備えはしっかり行われているが、日本海での備えが希薄なのは指摘するまでもない。いわんや稚内など道北では脆弱で、行政含め住民の頭の中にあるのは「地震など起こりっこない」
 これでは識者の中に地震防災力強化と迅速な避難を訴えようが行政は笛吹けど踊らずと逼迫感が欠如しているのは言うまでもない。
 その北海道日本海側にあるのが北電の泊原子力発電所で、2011年3月の東日本大震災後に稼働休止以降、北電は執拗に再稼働の手続きを進め規制委の承認を取ったかの報道あるも万にひとつ大地震が発生すればどのような事態になるのか火を見るより明らかだ。
 奥尻島を襲った北海道南西沖地震のよう微々たる発生確率とはいえ壊滅的被害を受けたように、もしにだ本道日本海側で巨大地震があれば原発近くだけでなく食糧基地の北海道全体に風評被害が及び経済は成り立たなくなる。
 北電の経営効率化のため北海道が、道民が犠牲になるのは真っ平ご免である。
 稚内に話を戻すと極く僅かとはいえ壊滅的被害が起こる可能性があるのだから市民を守らなければならない市は適切に対処すべきであり費用が無いなどと言うのは言語道断だ。