坂の下バターサンド販売 おやつ屋やまぐち 斉藤さんのメープル使い

 インターネットデザイナーの斉藤嘉仁さん(41)=緑5=が製造したメープルシロップを材料に、萩見2のおやつ屋「やまぐち」店主の山口亜弥さん(39)が「坂の下メープルバターサンド(1個399円)」を作り、18日に店で100個ほど限定販売する。2人は「稚内の自然の恵みを堪能してほしい」とPRしている。
 斉藤さんから1・8リットルのメープルシロップを仕入れた山口さんは、こだわりある道産のスペルト小麦や道産バターなどを材料に坂の下から見える利尻山をイメージした三角形のバターサンドを作った。クッキー生地を半分に割ると、メープルシロップが〝とろり〟と出てくる仕掛けとなっている。
 5年前からメープルシロップを作り始め、昨年から山口さんとコラボして菓子作りも共同企画している斉藤さんは販売する18日には山口さんと共に店頭に立つ。
 樹液の採取からメープルシロップが出来るまでの過程、シロップを活用し坂の下バターサンドの製造の流れなどを映像作家が作った動画もあり、斉藤さんと、おやつ屋「やまぐち」のインスタグラムで見ることが出来る。