セコマで防犯訓練 事件教訓に稚内8店猿払1店で

15日、セイコーマート南稚内店で防犯訓練が行われ、従業員が強盗や暴漢などの対処法や通報手順など確認した。
昨年、札幌のセイコーマートで店員が刃物で殺傷された事件が発生したことを契機に、店員の防犯意識を高めてもらおうと道内各地の店舗で訓練を行っている。稚内では、市内直営6店、フランチャイズ2店、猿払1店から従業員15人が参加した。
稚内署協力のもと訓練が行われ、犯人役の警察官が刃物を持って現金を要求する想定や店員に因縁をつけ暴力をふるおうとする客の対処、電子マネーによる特殊詐欺被害防止の3つを重点に、通報手順や対応策など実践を通し確認していた。
稚内署の塩谷生安課長は「強盗など対応する場合は人命第一に身を守ることを考えてほしい。入店時には必ずどのような人が入って来たのか確認することが大切で、万が一何かあったらすぐに通報してください」などと講評していた。


