道職員 刺股使い方など確認 稚内署協力 根室振興局事件受け

5日、宗谷総合振興局で警備防犯訓練が行われ、職員が刺股の使用方法や通報手順など確認した。
昨年12月、根室振興局に刃物を持った不審者が侵入し逮捕された事件を受け、暴漢などに対する初動対応など学ぶべく、稚内署の協力を得て初めて行った。
訓練には職員46人が参加し、稚内署の三原生安係長から「不審者などにより危険を感じたら直ぐに110番して欲しい。そして自分自身の身を守ること、一般の方を守ることを最優先にして欲しい」などとの話を聞いた。
このあと、刺股の使い方について犯人を威嚇し、複数人で対応しなければならないことなど説明があり、職員が刺股の使用感など確かめていた。
これまで、刺股などの護身用具は振興局になかったが、根室振興局の事件を受け常備されることになった。


