帰省客でごった返す 稚内空港 JR、都市間バス、離島フェリーも
年末年始を故郷で過ごす帰省客らの移動が28日以降、各交通機関で本格化し稚内空港では帰省客を出迎える人たちが集まり、再会を喜ぶ声が響いていた。
稚内空港ターミナルの到着口にはお土産や旅行バッグを手にした帰省客らが出迎えに来た家族から「お帰りなさい」と久しぶりの再会を喜ぶ姿が見られた。家族を迎えに来た男性(69)は「札幌にいる5歳の孫と会うのはお盆以来。正月は孫たちと過ごし、外でソリ滑りなどして遊びたい」と嬉々としていた。
全日空(ANA)によると、28日以降は下り便の東京便が混雑し29日は搭乗率8割近い133人。30日138人、31日140人の搭乗予約となっている。
ハートランドフェリーの29日と30日の早朝の便で礼文、利尻に向かった人は190人余り。札幌からの都市間バスは28日から各便も満席状態。JRは札幌からの特急が混雑している。
戻りのピークは3日以降になるという。