トド、アザラシ被害深刻 振興局 防止対策連絡会議開く

 宗谷総合振興局海獣被害防止対策連絡会議が8日、宗谷合同庁舎で開かれ、トドやアザラシなどの漁業被害や対策などについて報告があった。
 参加した稚内漁協、市など水産関係者20人余りを前に、宗像振興局産業振興部長が、道内で昨年、海獣による漁業被害額は9億3400万円になり、そのうち管内は4分の1を占める2億5900万円にもなることに触れ「依然として漁業生産活動に深刻な影響を与えている。道として被害防止対策の充実を国に要望すると共に駆除など取り組みを推進して行きたい」などと挨拶した。漁業被害状況についての報告では、管内は昨年度、2億5900万円のうち、トドによる被害が2億2200万円、アザラシ3600万円など、道内で最多の被害額で深刻な状況にあるとし、国と道ではトドやオットセイの漁業被害軽減対策として漁業者の猟銃取得までにかかる初期費用や経験の浅いハンターに対する実践研修など支援していることなど説明した。
 このあと、稚内水試調査研究部の堀本主査の「トド、オットセイについて」と題した講話があった。