人権の花 10小学校に 人権擁護委員協議会 港小でプランターに植栽

 稚内人権擁護委員協議会、市は28日、港小で人権の花運動を行い児童たちがマリーゴールドなどプランターに植えた。
 児童たちに花のお世話を通して協力することの大切さや命の尊さなど学んでもらおうと昭和57年から全国的に人権擁護委員協議会と市町村が協力し行っている。稚内では今年、10小学校にマリーゴールド20株、ペチュニア20株、培養土2袋が寄贈される。
 花の贈呈式が行われた港小では、1年生と6年生14人と関係者を前に、旭川地方法務局の山田律子稚内支局長が「優しさを持って世話をし綺麗な花を咲かせましょう」、稚内人権擁護委員協議会の江川善次会長が「力を合わせて綺麗な花を咲かせてください」などと挨拶した。
 このあと、児童たちと人権擁護委員が協力し、プランターにマリーゴールドなど植えていた。
 児童代表の佐藤翔真君(6年生)が「人権を大切にする気持ちを胸に、頂いた花を大切に育てます」と感謝していた。
 花は玄関前に置かれ児童たちが世話をする。