先週のことども
先週と言えどGWにより7日のうちの3日より通常の日が無いのだから材料少なく何を書いていいものやら。ただ増田信金理事長の叙勲の栄誉での本紙の失態には記者としての資質の欠如ばかりでなく無線LAN(Wi―Fi)での記事送信によるチェック機能の劣化が今後にも有り得る失敗として対策を講じねばならない。普段、懇意にしている増田氏には平に陳謝しなければならず御容赦願うものです。
これだけ、と言うより日進月歩のネット環境の発達によりシステム・サーバー障害などでのトラブルが一定程度の頻度で発生しているのは承知のとおりである。トラブルなら未だしも犯罪での悪用も頻発し、例えば「お金ってこんなに苦労せず稼げるんだ」という風潮が若者の間に広がる恐れもあり国家としての体をなさなくなる。
グローバル化している今にあってパソコンのクリック一つで金儲けできるは、社会体制だって変える可能性だってある。不透明な時代の到来である。
このハイテク時代の負の象徴として現出したのは能登半島地震の復旧復興の遅れでありマンパワー不足の露呈の結果が4カ月過ぎても半島突端の珠洲市の地震により倒壊した民家の撤去が進まない現況に出ている。
以前にも小欄で書いたが、閣僚の中に復興に係わる役職の大臣がいるのだから被災地に逗留し復旧への陣頭指揮を執らなければならない。
頭も体も使わぬトップがいる組織の末路は見えている。自らが汗かき「是が非でもやり遂げるんだ」との気概なければならない。