新年度4人受け入れ 社会福祉事業団 外国人実習生

 稚内市社会福祉事業団は過日、理事会を開き、来年度事業計画など承認。人手不足の波に耐えるべく外国人技能実習生を前倒しし受け入れることなど決めた。
 2022年、一期生としてインドネシアから外国人技能実習生3人を受け入れ。今年も1人を受け入れる予定だったが、人手不足に対応するべく6月下旬までに4人受け入れることにした。全員インドネシアの人達。
 1人目は5月17日にはワワ・ザフロトゥル・ズフロさん(20)、6月20日にはディアナ・プトリさん(21)、インドリア・ヌルマラワティさん(23)、インタン・ジュウィタさん(20)の3人で全員女性だ。
 満保常務理事は「先に受け入れした3人はお年寄りにも優しく接することができ、夜勤などの働きぶりも良い」と太鼓判を押している。「稚内での生活にも慣れてきており、先輩実習生として教える立場になるので頑張って欲しい。事業継続のために今後とも人手不足には鋭意対策を講じて行きたい」と話していた。