門間さんの木彫りカメ21年目 市にこれまで6350個寄贈

 交通安全願い木彫りの亀作りをする門間喜一郎さん(82)=潮見3=が、今年も稚内市に交通安全マスコットの木彫りカメ200個を寄贈した。
 門間さんは自らがバイク事故でケガをした経験から、ゆっくり歩くカメをモチーフに、昭和61年から廃材を再利用し一日1個のペースで製作しており稚内市には平成16年から寄贈を続け、贈られたカメは今年で6350個になる。
 彫刻刀は使わず小刀を使って木を彫り顔の表情がそれぞれ違う木彫りカメは稚内市の交通安全のシンボルとして市民や旅行客に人気がある。
 市では旅行者が増える夏の観光シーズンに合わせ実施する街頭啓発でドライバーやライダーに配布し、スピードダウンを呼びかけていく。