夏休み5日延長し30日に 市議会 きょうも代表・一般質問

 市議会は11日、佐藤由加里議員(日本共産党)が代表質問、森敬四郎議員(自民政友会)が一般質問した。
 佐藤議員から消防行政で職員の計画的採用などについて問われた工藤市長は現在、署員数は50人で総務省の消防力の整備指針に基づく配置基準の人員を満たしていないが、効率的な勤務体制や高機能資機材の導入により、指針による同等の消防力を確保し出動態勢に支障を来たしていないとしたが「消防署員を採用し、全体の人員体制を念頭に年齢層の平準化を考慮しながら進めていきたい」と述べた。
 昨年夏の暑さを踏まえ新年度における長期休業の計画への質問に佐伯教育長は昨夏の暑さで授業に集中できない児童生徒も出たことから今年度は夏期休業日を従前の25日間から5日間増やし、7月27日~8月25日までの30日間に変更。冬季休業は従前の25日間から5日間短縮し、12月26日~1月14日までの20日間に変更することを明らかにし「夏と冬休業を合わせた期間は従前と変わらない50日間にすることで、学校現場に混乱は生じないものと考えています」と答えた。
 市職員の中途退職者の影響と対策についての質問に、市長は影響がないよう会計年度任用職員の活用などで市民サービスの質の維持を図っている。社会人経験者の採用など柔軟な取り組みで必要な人員の確保をしており「今後も安定した市民サービスを提供し、適正な職員数となるよう計画的に採用していきたい」と述べた。
 森議員は災害時におけるペットとの同行避難、ふるさと納税制度について質問した。