2月だけで5件発生 稚内消防本部が暖房器具取り扱いに注意喚起

 今月に入り建物火災など5件の火災が発生しており稚内消防本部(総務予防課)は、ストーブなど暖房器具の火の取り扱いに注意を呼びかけている。
 予防課によると、2月2日中央3のスープカレー店が全焼し隣接する3階建て建物が半焼する火災のほか、その日の夜は一般住宅で照明の電球などが燃える小火があった。12日は塗装会社の事務所が全焼、20日は一般住宅のストーブなど一部を焼く火災、22日は大沼バードハウス近くのテントサウナ内の薪ストーブなどを焼く小火の5件発生している。
 昨年一年間の市内での火災は10件。今年1月の牛舎を半焼した火災を含めれば2月26日までで6件あり、既に昨年の半分以上になっている。
 4月後半まで暖房器具の使用による火災が危惧されることから住宅防火のポイントとして①寝タバコはしない②ストーブの周りに燃えやすいものを置かない③コンロを使う時は火のそばを離れない④コンセントは埃を清掃し、不必要なプラグは抜くことなど注意喚起している。