犬ぞり大会実行委 暖気によって融雪進み大会の中止決まる

暖気で雪融けが進んだ大会会場

 24、25日開催する予定だった全国犬ぞり大会の中止が決まった。
 全国犬ぞり稚内大会実行委員会は20日、第39回全国犬ぞり稚内大会を中止すると発表した。暖気で雪融けが一気に進み、コース上でアスファルトや笹が見えるなどし犬やマッシャーの安全が確保できないとして判断した。
 この5年間で2020年は記録的な雪不足、21年から2年間はコロナ禍で中止され、昨冬は4年ぶりに復活した犬ぞり大会だが、季節外れの暖気の影響で18日は最高気温が5度、19日は2月としては観測史上最高となる10・6度まで上がり、午後から断続的に降った雨でコース上に残っていた雪が融けてしまい、所々で芝生が見え、一部はアスファルトや笹藪が見える所が確認された。
 第39回大会には千葉、栃木、群馬、岩手などから56チームの犬延べ113頭(実頭数65) マッシャー22人の出場を予定をしていたが、20日午前、実行委員らが大会のコースを確認したところ安全を確認できないとして中止の判断をした。
 担当者は「1週間ほど前はスノーモビルが走る程度まで雪が残っていたが、日曜日から雪融けが進み、きのう午後から降った雨で開催が難しい状況に追い込まれた」と説明。20日にかけて若干雪が降ったとはいえ「大会を運営するのに今の雪の量では足りず、別の場所から持ってくるのも難しい。開催の判断を遅らせると遠い所からの参加者への支障も出て、きょうがギリギリの決断だった」としている。