氷雪の広場開幕する 中央公園と臨海駐車場 好天恵まれドッと家族連れ


 稚内の冬の祭典「2024わっかない氷雪の広場」が10日から中央公園と北臨港駐車場で開催され、好天に恵まれた初日は多くの親子連れらが訪れ冬の催しを楽しんだ。
 大会長の工藤市長は「稚内青年会議所の若い人たちや自衛隊の人たちが、皆さんの笑顔を見たいとの一心で会場を立派に作りました。今年の冬は暴風雪などで大変な思いをしましたが、北国の子どもでしか味わえない雪の楽しさを2日間、味わってください」、実行委員長の石塚稚内商工会議所副会頭の「北国の寒さに負けず存分に楽しんでください」との挨拶あと、恒例のモチまき大会があり、集まった子どもたちは両手いっぱいモチを集めていた。
 中央公園内では氷の滑り台やチューブカーリングなどに子どもたちが歓声を上げて楽しみ、「ネコバス」「シマエナガ」「すみっコぐらし」など市民手作りの大小10基の雪像がお目見えし、家族連れが雪像の前で写真撮影するなどしていた。
 北臨港駐車場では稚内JCが企画した巨大迷路の中で宝探しするトレジャーハントなどがイベントを盛り上げていた。

「4年ぶりに雪合戦大会」

 氷雪の広場のイベントの一つとして、北臨港駐車場で10日、小学生雪合戦大会が4年ぶりに復活し行われ、4チームが白熱した戦いを繰り広げた。
 1チーム7人で争い相手陣地内の旗を取るか玉に当たらなかった人数が多い方が勝者となる。参加した子どもたちは、玉よけの壁に隠れている敵を山なりの投球で狙ったり、旗を奪いに敵陣に突っ込んだりと戦術を披露し観客を沸かせた。
 11日は一般の部もあり、6チームが参加する。