改善するも依然低調 1~3月 稚内信金景況調査 10~12月 サービス業回復

 稚内信金は、稚内など主な営業地域での景気動向調査の結果をまとめた。
 宗谷管内と天塩町、遠別町、遠別町にある中小企業193社に昨年12月1~7日までの間、職員が相対しDI値として明らかにしたもので10~12月の実績は売上額、収益とも前年同期を下回った。
 ▽製造業 受注額はマイナス38・2(前年同期対比65・5㌽低下)、収益はマイナス38・2(同53・4㌽低下)と共に前年に比べ大幅に悪化した。食品は受注・収益ともやや改善した一方、水産加工は受注(同66・7㌽低下)、収益(同46・7㌽低下)と水揚げ高減少と中国の日本産水産物禁輸措置により浜値が低下し落ち込んだ。
 ▽卸・小売業 売上マイナス39・2(同37・2㌽低下)、収益マイナス33・3(同27・3㌽低下)。自動車販売が改善(同16・7㌽上昇)した一方、売上を見ると食料品(同45・5㌽低下)、建築資材(同60㌽低下)、衣料品(同40㌽低下)、燃料(同71・4㌽低下)、スーパー・コンビニ(同20㌽低下)と軒並み悪化した。
 ▽サービス業 売上18・4(同12・2㌽上昇)、収益12・2(同14・8㌽上昇)。売上は福祉・介護以外は旅館・ホテル(同15・8㌽上昇)、クリーニング(同16・7㌽上昇)自動車整備(同57・1㌽上昇)、飲食店(同22・2㌽上昇)と軒並み改善した。
 ▽建設業 受注マイナス11・8(同11・8㌽上昇)、収益マイナス26・5(同2・9㌽上昇)と改善も低調。 ▽運輸業 売上33・3(同54・8㌽上昇)収益26・7(同41㌽上昇)。一般旅客は売上収益とも前年同期対比83・3㌽上昇と大幅に改善するも、貨物は上がり目なく収益は11・1㌽低下した。
 今年1~3月までの見通しは業況マイナス32・1、受注マイナス30・9、売上マイナス31・6、収益マイナス28・1と低調ながらも前年同期よりは若干持ち直しそうだという。
 当面のポイントとして人材の確保(23・7%)経費節減17・1%販路拡大(10・9%)を挙げている。