週末雑感
こうも続くとは。改めて白魔の恐さを思い知らされた。
2日も我慢すれば―などと安易に考えていたが、収まらず結局4日間、猛吹雪の襲来にあった。
ただ、このような暴力的な嵐にも良いところはあり、日にちが経つのが普段よりかなり速かったということである意味、退屈な日常を過ごすことがなかった訳である。
人は毎日同じような繰り返しの生活に嫌気が差し変化を求める気がもたげる事がある。男女の恋愛では妻子を捨てて、瀬戸内寂聴のように夫と子を捨てて恋に走ることもあろうし、金儲けしようと犯罪を犯す事もある。
その金儲けの最たる事が今般の自民党議員のキックバック事件である。歳費(給料)だけでは足りず収支報告書に書く必要がないカネは有難かったろう。悪いことをしていると半ば自覚しながら何十年も続けてきたのは「先生」と呼ばれる国会議員の傲りと油断だったに違いない。
虎の威を借る狐然としテレビの先にいる国民を無視し知らぬ存ぜぬを記者会見で通した安倍派5人衆の一人松野前官房長官はその典型とも言える人物で選挙区は何処か知らぬが次回選挙で有権者は当選させてはならない。国民を舐め切っている人物はバッサリ切り捨てなければならない。
政治家の劣化は日本国の退潮を意味する。政治が良くなければ経済も発展せず今後の針路が憂慮される。
今回の事件で議員辞職した議員が「金を貯めて閣僚になるための力を付けたかった」と話していた。政治家のレベルが下等と化している。