やっと冬の嵐収まる 市内路線バスも再開

 今週はじめから続いた冬の嵐が漸く収まった26日、住宅街や幹線道路などで除雪作業が行われ、道路にあった雪山が除かれ幅員も広がった。前日から運休していた市内路線バスが再開され日常が戻りつつある。
 稚内地方気象台によると、発達した低気圧の影響で稚内に発表されていた暴風雪、波浪警報は26日午前4時前注意報に切り替わり未明にかけて25・1㍍の最大瞬間風速が観測された開運は警報が解除されて以降、風は徐々に弱くなっているものの、午後にかけても風雪に注意が必要で、27日朝まで多い所で20㌢の降雪を予想している。


 26日も4日連続し一斉除雪が行われ、幹線道路や生活道路で除雪車がフル稼働し吹き溜まりなどの後始末を行った。歩道は除雪が進んでいない所もあり、4日連続し幼稚園や小中学校などが全て臨時休校・休園した。


 26日も利尻航路は全便欠航し、雪の影響で空の便、JRなどは運休した。市内路線バスは午前9時以降、富岡線以外は運行を再開した。
 稚内市(総務防災課)によると、22日から続いた暴風雪で、FFストーブの外の排気口が雪で埋まって高齢者から対応要請が3件、車庫のシャッターが飛びそうと救助要請が1件あった。ケガ人の報告はない。