感慨深く4年ぶりに開催 新年交礼会 各界から200人出席し

 稚内市と稚内商工会議所共催の新年交礼会は4日、サフィールホテル稚内で4年ぶり開かれ、出席者が辰年での稚内の発展を誓った。
 出席した関係者200人を前に、工藤市長は1日にあった能登半島地震などに触れ「まだ大きな余震が続き、一日も早く地震が収まることを願うばかりで次の日は羽田空港で大惨事があった。地震での捜索、救命治療で様々な関係者の皆さんが頑張って頂いていることに遠くの地ではありますが感謝を申し上げたい」などと述べ、今年一年については「この街のシンボルとなる新庁舎の建設が本格化し、北地区には義務教育学校の実現を目指し稚内中学校の建設が平行して進む。辰年は、これまでの努力が結んで夢が叶う年だといわれている。皆さんの今年一年のご健勝とご多幸を願います」などと挨拶した。
 続いて吉田道議が「辰年は十二支の中で空想の動物でありますが発想力やアイディアが重要な年になる。龍の如く上に昇って雲を突き抜ける勢いで繁栄することを祈念します」などと祝辞を述べた。
 工藤市長、吉田道議、中田会頭ら各界代表者と辰年生まれの年男、年女の人達によって鏡割りが行われ、中田会頭の乾杯の音頭で始まった宴で出席者は交歓し今年一年の飛躍を誓っていた。