花火で新年を祝う 元日の宗谷岬 市民、観光客1770人集まる

 初日の出inてっぺん2024」が1日、宗谷岬であり、曇り空で御来光を見ることはできなかったが、集まった1770人余りの市民や観光客が新年を祝った。
 わっかない観光活性化促進協議会(事務局・稚内観光協会)によると、東京など首都圏や札幌などからのツアーバス6台、宗谷バス運行のシャトルバス2台のほか、宗谷岬の駐車場には車360台、バイク110台、自転車30台が所狭しと並んだ。
 東京、埼玉などから日本最北端での年明けのイベントに足を運び300発の打ち上げ花火などで新年を祝った。
 来場者への記念品として先着1000人に干支のキーホルダーと今年で指定50周年を迎えた利尻礼文サロベツ国立公園記念来訪証明書がプレゼントされ配布時には長蛇の列ができた。
 午前7時過ぎの気温は氷点下9度まで下がり、高台の旧海軍望楼近くで寒さに耐えながら多くの人が初日の出を期待し待っていたが東の空は厚い曇に覆われ、日の出を見ることは叶わなかった。