来年早々、石垣訪問する富磯小児童ら 出発前に市長ら表敬

 来年1月10日から沖縄県石垣市の明石小学校と交流する富磯小児童やPTAなどで構成されるソーラン・エイサー保存会が22日、工藤市長らを表敬訪問した。
 富磯小では、平成2年から沖縄県石垣市立明石小と姉妹校締結記念交流会をして以降、互いに訪問交流しコロナ禍ではオンライン交流など33年間続けている。今回は、児童、教員、保護者で構成されるソーラン・エイサー保存会のメンバー33人が、1月10〜14日まで石垣市などを訪問し、南中ソーランの発表や授業など通して交流する。
 22日午後、佐伯教育長を訪問したあと、工藤市長への表敬訪問では保存会団長の袴田祐也PTA会長が「学校と地域交流を進めてきて5回目の訪問となります。文化の発展や結びつきを深め子どもたちの健全な育成に努めて参ります」などと挨拶。続いて袴田勝明富磯町内会長が「姉妹校として友好を深めており、子どもたちの良い思い出作りになると思っております」と挨拶したあと、児童11人が一人ひとり決意の言葉を述べた。
 工藤市長は「平成から長く続いており、ソーランを教えるなどし学校だけでなく多くの人達と交流するのは意義あることです。今回の訪問でも何か学んでくるよう願っております」と話していた。
 西村優花さん(6年生)は「ソーランとエイサーで沖縄の人と仲良くなりたい」と話していた。