積雪、平年の2倍に 稚内市 今夕から再び大雪も

 今冬一番の大雪から一夜明けた22日、市街地で除雪車がフル出動し道幅を確保した。生活道路の除雪も行われ通常どおり子どもたちが学校へ登校していた。
 稚内地方気象台によると、断続的な降雪で21日夕方には開運で積雪が一時、平年値の2倍近い55㌢に達した。北東の風が強まり、25㍍前後の最大瞬間風速を観測し市内各所で吹き溜まりが生じた。
 22日は未明から市道の一斉除雪が行われ、幹線道路や生活道路の道幅を確保し、道道や国道も除雪が行われ、市内路線バスなども通常運行に戻った。
 日中は雪の降り方は弱くなったものの、夕方から局地的に雪の降り方が強まり、再び大雪になる恐れがある。交通障害などに注意を呼びかけている。
 冬型の気圧配置の強まり程度によっては警報級の大雪となる可能性もある。23日朝まで多い所で50㌢の降雪を予想している。