声問川飛ぶオオワシ 70代男性 写真に撮る

 生息数少なく絶滅が心配されているオオワシが、声問川下流付近に飛来し川上を飛翔する姿を70代の写真愛好家が撮影した。
 越冬のためロシアのカムチャツカ半島などから南下してくるオオワシは、黄色いクチバシと羽根の一部が白いのが特徴で、翼を広げると2・5㍍にもなり国内ではオジロワシ同様、天然記念物に指定されている。
 一週間ほど前、男性が各地を車で移動していたところ、声問川の斌橋付近の水辺に4羽のオオワシを発見。その時は逃げられ写真に収めることはできなかったが、何度か通った13日午後1時過ぎ、同じ場所で再びワシを発見し飛んだ瞬間をカメラに収めた。
 男性は「オジロワシも好きだが、やっぱりオオワシは格好いいね」と話していた。