水産大学校の教授ら来市 ホッケ自主規制聴手しイカ漁視察

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 下関にある国立研究開発法人水産研究・教育機構の水産大学校の松本浩文准教授が17日午前、〝もどりイカ漁〟で幾らか活況を呈してきた稚内漁協市場前に係留しているイカ漁船の船主らに礼文沖のイカ漁について聞いて回った。
 水産庁所管の国立研究開発法人の同機構は水産業に関する技術向上を目的に試験・研究や教育など行っており松本准教授ら7人は16日稚内入りしホッケの自主的漁獲制限に取り組んでいる稚内機船漁協幹部職員と懇談。翌17日朝、イカ漁船の基地埠頭となっている稚内漁協市場前で、以前から単独で礼文沖のイカ釣り漁に従事している第27勝宝丸の藤野船長から〝もどりイカ漁〟の現状について聴取し、今、推進するデジタル産業戦略事業の参考資料にしていた。