自慢のノドを披露 稚老連 いきいき芸能発表祭

 稚老連の第31回いきいき芸能発表会が16日、文化センターで4年ぶりに催され、お年寄り会員が自慢の歌を披露した。
 集まった観衆200人余りを前に芳川政雄会長が「出演された皆さんは日頃鍛えた自慢の喉を発揮してほしい」などと挨拶。出張で不在の工藤市長に代わって出席した川野副市長が「日頃の練習の成果を発揮してください」などと述べたあと出演した17クラブから30人余りが1部と2部に分かれ演歌など発表した。
 4年ぶりの芸能発表とあってこの日のために用意した衣裳を着て歌ったり2人1組で踊りに合わせて北島三郎の歌を唄った人もおり観衆から大きな拍手が送られていた。
 仲好長寿会の上山政雄さん(81)は「普段から仲間の前で歌っているので、一発勝負で発表した。沢山の人の前で歌うのは気持ちが良い」と声を弾ませていた。
 芸能発表会前程として今年度いきいき表彰として、川野副市長から市長賞1人、芳川稚老連会長から会長表彰4人と功労者表彰4人に対し表彰状が手渡され、これまでの活動を称えた。老人クラブ活動などに功績のあった12人のうち3人が欠席した。