ミズダコ赤ちゃん誕生 寒流水族館 15年ぶりに孵化し人気者に

 ノシャップ寒流水族館でミズダコの赤ちゃんが孵化し、来館者の人気を集めている。
 水族館で飼育されているミズダコが、5〜6月にかけて水槽内に卵を産んだもので、飼育員らが見守っていたところ10月下旬から孵化が始まり、今では赤ちゃん数匹が水槽の中で泳いでいる。
 赤ちゃんの体長は1㌢ほどで、透明な体の中に赤色っぽい内臓が見え、水槽内をふわふわと漂うように泳いでいる。親ミズダコは今も水槽のアクリル面に産みつけた卵を守るように孵化する時を待っている。
 水族館では平成20年以降、ミズダコが孵化したことがなく久しぶりの赤ちゃんに「珍しいミズダコの赤ちゃんの可愛らしい姿を見に来館してください」と谷原館長。