一票投じる大切さ学ぶ 道選管 市選管 稚高で出前授業実施

 稚高で27日、道選管宗谷支所、市選管による選挙啓発の出前授業が行われ、2年生が1票を投じる大切さなど学んだ。
 18歳になる来年、選挙権が与えられる2年生142人を対象に、選挙の仕組みや投票に参加する意義について理解を深めてもらおうと行われた。
 生徒たちは道選管宗谷支所の吉田書記から満18歳以上に選挙権が与えられていること、進学や就職で転居する場合の注意点、選挙運動期間中の注意点など説明を聞き、選挙に参加する意義について「社会の一員として自分たちの暮らしのためにも投票に参加して欲しい」などとの話を聞いた。
 このあと、市選管による模擬投票が行われ生徒たちは選挙公報を参考に3人の候補者から投票する人を決めて1票を投じていた。
 投票を終えた男子生徒は「正直、今まで選挙のことは分かりませんでしたが、社会のためにも投票しなければ」などと投票への意識づけを高めていた。