稚内ブース大盛況 北海道フェア 東京稚内会と市が共同出店

 9月28日~1日まで東京の代々木公園で開催された食の祭典「北海道フェアin代々木 ザ・北海食道」に出店した東京稚内会(小坂輝雄会長)と稚内市との共同ブースは、長蛇の列ができるほど盛況を博し、稚内の海産物などを首都圏の人たちにPRした。
 北海道物産展としては国内最大の屋外型の北海道フェアは昨年、コロナ禍で感染防止対策を講じて規模縮小して催されたが、今年は通常開催され、4日間で道内各地から出店された80以上のブースで特産品を求める多くの来場者で込み合っていた。
 東京稚内会と市の共同ブースではホタテバター焼き、焼きツブ、焼きタラバガニ、ホタテ串などのほかに加工品ではポテラーナワッカナイ、ほっけくんせいスティックなどが販売され、ホタテバター焼きは用意した650個ほどが飛ぶように売れ一番早く完売した。
福島第1原発処理水の海上放出による中国の日本産水産物の禁輸措置によりホタテの消費拡大を願う都民の協力があったようだ。
 東京稚内会の小坂会長ら会員5人と共に稚内ブースでPRした稚内市の本間聖志水産商工課長は「今年はコロナが小康していることを受け、来場者が多く稚内ブースの殆どの品が完売することができました。売り上げも去年の4倍近くはありました」と話していた。

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