風力、ガス施設など見学 北海道 小中高生対象バスツアー

 道の小中高生を対象とした新エネルギー見学会「知ってみよう!見てみよう!宗谷のエネルギー施設見学バスツアー」が30日、豊富など3地域で行われ、児童生徒が再生可能エネルギーなどについて学んだ。
 ゼロカーボン北海道の実現に向けた省エネルギーの促進、新エネルギーの開発や導入に取り組む中、地域にある施設がどのような役割をしているかなど知ってもらおうと開かれたバスツアーに稚内、猿払、幌延から児童生徒16組30人が参加。
 宗谷合同庁舎を出発した一行は、西天北サーマルリサイクルファクトリー(幌延) 、浜里ウインドファーム(同) 、豊富鉱山の3カ所を見学した。
 豊富では、温泉街にある天然ガス施設を見学し、地下から噴き出すガスと温泉を分離していることなど説明を受け、天然ガスに触れる体験など行われた。
 参加した児童からは「とても分かりやすく授業の題材に役立てたい」などとの感想があった。
 担当した宗谷総合振興局(商工労働観光課)では、昨年度も企業や市町村職員向けに見学会を実施しており、来年度以降も様々な形で継続したいとしている。

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