中山さん家族の好評ニンニク作り 場所替え種球植栽

来年用のニンニク種球を植える中山さん(左側)

 稚内通信設備の中山亮社長が所有する若葉台の畑で、来年用ニンニクの種球を植える作業が行われた。
 今季は5シーズン使用した専用の畑が連作の影響で収穫したニンニクが例年より小ぶりのものが多かったことから来年は使用せず、別の2区画をニンニク畑として整備することになり9月後半から天候を見ながら家族総出で200平方㍍ほど広さの畑に、2㌢ほどの種球6000株を植えた。
 7月下旬に収穫した今季のニンニクは乾燥したものの大半は粉ニンニクとして作り、粉ニンニクは道内の大手ラーメン店でも使用され、人気商品となっている。
 連作が影響し来年は例年より半分の収穫となるが、中山さんは「来年は収穫量は減りますが、無理して植えるよりは少し畑を休ませて次に良いニンニクを作れるようにしたい」と話していた。