養護学校に表彰状 道路功労者として ペットボトル砂詰め作業

 今年度の道路功労者表彰(日本道路協会長表彰)に輝いた稚内養護学校への表彰状伝達式が23日、同校で行われた。
 国土交通省は昭和57年から8月の「道路ふれあい月間」の行事の一環として、道路の整備や環境美化に努めた個人や団体を表彰している。
 稚内養護学校は、平成27年から冬期間中に国道40号と238号に設置されている滑り止め用砂のペットボトル詰め作業と収納作業を行っていることが交通安全に寄与しているとして栄に浴した。
 24日午後の伝達式で高等部生徒代表の辻桃奈さん(3年生)に表彰状を手渡した山梨稚内開建部長は「市内国道の道路利用で安全に寄与していることに感謝しております。今後も活動を継続していくことを期待しております」と称えた。
 辻さんは「大変でしたが頑張ってよかった。今年も作業を頑張ります」と話し、岩佐校長は「子ども達にとって自分たちの活動の成果を評価していただけることは大きな喜びに繋がり、社会に出て活躍する力になります」と生徒ともども喜びを分かち合っていた。