国際色豊かな夏祭りを満喫 ひばり町内会

 ひばり町内会は23日みはらし会館前広場で第27回夏祭りを開き、町内の人達が大勢集まり、地域イベントを楽しんだ。
 コロナ禍で昨年は時間短縮、アルコール類禁止など制限をした夏祭りだが、今年は4年ぶりに通常開催となり、開会セレモニーで町内に住む南中生26人が迫力ある南中ソーランを披露。丸山和彦町内会長が「今年は例年通りの盛大な夏祭りとなり、時間の許す限り楽しんで頂きたい」と挨拶した。続いて工藤市長が「制約の多かった生活から漸く出口が見え夏祭りが出来ることにお喜び申し上げたい」、吉田道議は「やっと日常が戻り、楽しんで頂きたい」と述べた。
 会場では町内に事務所があるユーラスエナジー稚内支店で働く外国人作業員が焼き鳥コーナーを担当するなど集まった住民は国際色豊かな夏祭りを満喫した。

「防災イベントも開催」
 ひばり防災会は22日午後、ユーラスエナジー稚内支店で防災体験イベント「わんぱくサバイバル」を行い、参加した町内の子どもたちが災害の備えを学んだ。
 夏休みに合わせて子どもたちの防災意識高揚を目的に開いているイベントには町内の小学1~4年生20人余り人が参加し、稚内消防署の協力で梯子車の体験乗車、隊員から救助活動で使う専用の工具などについて学んだ。
 防災機材を使用した避難所生活を模擬体験し、地図を使って大雨や地震があった時に危険箇所を知る訓練なども行った。