天北堆

 神社の祭りが終わるとコンブ採りだが、今年の繁茂具合はどうなのか。コンブ漁は稚内漁協の屋台骨を支えていたものだが、今では高値のナマコ漁が主流なし漁師の眼差しが注がれている◆今年こそ枯渇するのではと、危ぶまれるも何処からか湧いてくるが如く切れることなく組合員の腹を満たしてくれる。一起こしでなく一掻き数十万といったところか◆それに比べコンブは手間かかり人手もいる。家族総出で着業していた頃からは核家族化となり絶対的マンパワーが足りない。古老の嘆きが聞こえてくる。

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