時の話題 「交通事故防止」
きのう午前中、ラジオを聴いていると歩行者が横断する際の注意点として「道路中央辺りから左側から来る車に気をつけるとよい」と道警の担当官が話していた。歩行者が左側を警戒することは左折しようとする車両のドライバーは自分の目線より右側から来る歩行者に注意せねばならないということでもある。
歩行者は左、ドライバーは左よりも右側から横断する人に気を付けねばならないということだが、運転者は右側も左側も目を凝らさなければならない。それだけ人を殺傷することがある車の運転には神経質なくらい気を使わなければならないということだ。
運転には「性格が出る」とよく言われる。攻撃的な人は攻撃的に慎重な人は慎重に―と言いたいところだが、人が有する性格は単純に括れるものでなく普段大人しく見える人でもやんちゃな運転をする人が相当数いる。
自ら操れる車の運転の恐さでもある。
個人的に留意するのは自転車など飛び出しで死角になる建物があるエリアでは速度を落とす。幼稚園児や小学校低学年だと訳も分からず自転車に乗る割合が高いので春からのヘルメット着用の努力義務化から「努力」を削り義務化してほしいと思うほど着用する子どもは少ない。
20年以上前になろうか、〝ひまわりの里〟の雨竜町の国道を走行している時、自転車に乗る子供達は全員ヘルメットを被っていた。その事もあって今回の着用努力に期待を寄せていたが、意に反し稚内でのヘルメット着用は皆無に近い状況だ。
学校、家庭での対処急がなくては。