時の話題 「議会会派構成」

 統一地方選で当選した市議18人が所属する会派が決まった。
 前議会で最大会派だった自由クラブは任期途中で亡くなった本田氏の代わりに川崎真哉氏が入り5人を維持し加えて市民クラブの吉田大輔氏と中村公博氏が合流し7人という最大会派「市民クラブ」になった。
 田森氏が引退し松本氏が落選し1人となった仁政友会はトップ当選した岡本雄輔氏の下に元職で3期目の栃木潤子氏、新人最多得票の森敬四郎氏が加わり「自民政友会」として再スタートする。
 ほかには鈴木茂行氏、鈴木利行氏、近藤文恵氏の公明党、佐藤由加里氏、安藤秀明氏(中尾利一さんに代わる新人)の日本共産党。志政会は千葉一幸氏、相内玲子氏に新人の平尾護氏が加わり3人会派となった。
 この会派構成により新しい議長が選任されるが、ここまで入手している情報では最大会派の市民クラブからでなく最多7回当選の鈴木茂氏が有力のよう。
 鈴木議長候補を支える副議長候補としては当然、第一会派の市民クラブから選ばれるものと見られ、代表の伊藤正志氏(当選4回)か吉田孝史氏(同5回)が有力候補か。
 議長候補として有力視される鈴木茂氏は以前にも候補として浮上したことあるも夢を絶たれた経緯があり、人格的にも申し分なく妥当な人選と言えよう。
 ただ2年後に火種を残した感はあり今後の状況によっては波乱因子もあり流動的だ。
 今回の議会会派構成は4年後の市長選を見据えた前哨戦の意味合いもある。権謀術数のコップの中の争いのなか浮上するのは誰か。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です