天北堆

 サケの回帰率を高めようと西稚内漁港などで稚魚の海中飼育が始まった。生簀で程々の大きさに成長させてから大海原に放流しようという試みで、稚内漁協にとって一起こし数百万円のドル箱漁を確実なものにすること期している◆地球温暖化によって海洋が激変する中、サケの母なる川への回帰率は高く、水揚げ増進の裏付けとなっている◆宗谷漁協と違い稚内漁協はホタテ養殖の適地でなく難しいとされる中、ナマコ、コンブと共にサケの水揚げを確固たるものにし安定した収入源になるよう努めている。

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