【市長選】佐々木候補が個人演説会 悪化する市政を修正 

東地区拠点センターで個別演説した佐々木候補

 市長選に立候補した佐々木政美候補が18日夜、東地区活動拠点センターで個別演説会を開き「市民の生命と財産を守るのが使命。最後まで市民の面倒を見ることができる街にしたい」などと支持を訴えた。
 センターに集まった支援者40人を前に佐々木候補は冒頭、「今のしがらみ政治を一掃しなければ稚内の未来はない。私が市議を辞めてからの16年間、何も変わらないどころか悪化している」などと批判した。
 JR宗谷線の維持について稚内と名寄では立場が違うことに触れ「名寄は廃線になっても困らず、道北の医療や物流の拠点になるべく着々と進めている。稚内のためにもなんとしてでも鉄道を守りたい」とし、市役所新庁舎建設では「土砂災害警戒区域に建設され、後世はなんの得もしない。新庁舎は役所とショッピングモールが入る複合施設とし、アーケード街の再開発は税を投じてでも行う必要がある」と強調していた。
 このほか、ふるさと納税の活用、医療問題、酪農支援などもしていきたいと言う佐々木候補は「住み慣れた街で最後を迎えることができるよう、人口減少など課題があっても続けていける構想を持ち街を作り直したい。子どもたちが大人になり恩返ししてくれることを信じて子育て支援なども手厚くしていきたい」と力を込めた。

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