樺太記念館で樺太時代の絵葉書展示 全樺連から寄贈の200点

樺太記念館で展示されている旧樺太時代の絵葉書数々

 稚内樺太記念館で市が所蔵する樺太時代の貴重な絵ハガキが展示されている。
 2年前に解散した全国樺太連盟から寄贈された約2000枚もの絵ハガキの中から数十点を通年で展示しているもので、不定期だが絵ハガキを入れ替えている。
 現在は稚内と大泊(現コルサコフ)を結ぶ稚泊航路の貨客船「亜庭丸」、「宗谷丸」のほか、豊原市(現ユジノサハリンスク市)の街並みなど、当時を写真や絵で知ることができる35点が展示されている。
 記念館のスタッフは「観光客に絵ハガキは販売されていないのですかと聞かれることがある。観光客も市民も絵ハガキから歴史を知ってもらいたい」と話していた。

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