稚内市が新年度第1回入札会開く 景気浮揚の起爆剤に
稚内市の新年度第1回工事入札会が11日、市正庁で31社から40人余りが参加し開かれた。
昨年までの3年間は、新型コロナ感染防止のため会場を2つに分けるなど対策を講じ実施されたが、今回からコロナ禍前の通常の入札会となり、入札開始に先立ち工藤市長は、今年度工事費予算総額が47億4000万円を予定していることに触れた上で「地元経済の活性化を期すべく早期発注するよう努めたい。施工に当たっては労働災害や交通事故などに十分注意し万全の態勢で臨んで頂きたい」と挨拶。石塚稚内市建友会会長が「今年は統一地方選挙で骨格予算となっていますが、地域の必要とされる事業の予算をしっかり確保して頂いたことに感謝申し上げます」などと述べた。
入札は土木5件、管工事1件、電気3件、水道8件、その他9件の26件で行われた。
工事では萩ヶ丘浄水場の中央監視装置更新工事など約7億1725万円を見込んでいる。