稚内漁協 前浜のノナ漁が解禁 漁まずまずだったか

 稚内の前浜でノナ(キタムラサキウニ)漁が始まり、漁業者は早朝から海に繰り出し、浜は活気づいている。
 漁解禁初日の1日はシケで操業できなかったが、天候が回復した2、3の両日の午前6時に一斉出漁した漁師は、恵比須やノシャップ、富士見、西浜などの採取ポイントで、船を巧みに操りながら箱眼鏡で覗いては長いタモ網でノナを採取していた。
 3日が初水揚げとなったノシャップ地区の80代のベテラン漁師は「実入りは良いとはいえないが、最初の漁としては篭いっぱいとれた」と話し、水深2㍍前後の富士見の浜で操業していた別の漁師は「これから温かくなるので実入りが良くなると思う」と今後に期待していた。
 今季、約60人が着業するノナ漁は今月末まで行われ、休漁を挟みGW明けから再開されエゾバフンウニ漁も始まる。

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