知事選　鈴木候補来市し支持訴える 確固たる未来に向け挑戦　

西條前で街頭演説する鈴木候補

　４月９日投開票の道知事選で再選を目指す現職鈴木直道候補（４２）＝自民、公明両党推薦＝が２９日、稚内入りし、西條稚内店前で街頭演説を行い「北海道の確かな未来を作っていくために挑戦をしていかなければならないエネルギー、デジタル、食という北海道のポテンシャルを最大限に発揮したい」などと支援を訴えた。
　集まった支援者３５０人余りを前に、鈴木氏は稚内の強い風が再生可能エネルギーを生み出し、このエネルギーが地産地消や経済を好循環させていくとし「この稚内の取組みが私が掲げてきたゼロカーボン北海道を実現することになり、稚内は先進的な取り組みを進めてきた地域であります」などと話しを切り出し、再生可能エネルギーの推進、酪農をはじめとした食料基地としての北海道の役割、最先端半導体の国内生産を目指すラピダスという会社が５兆円を投資して千歳に工場を建設することなどに触れ「エネルギー、デジタル、食という３つの分野で北海道に住む全ての皆さんの暮らしと事業活動を底上げしていきたい。再び北海道を成長軌道に押し上げていく政策を掲げているのは鈴木直道しかおりません。稚内の皆さん力を貸してください。支援の輪を広げて頂きたい」と力強く訴えていた。