北辰ダムでオーバーフロー始まる 昨年より21日早く

北辰ダムのオーバーフロー

 雪融け水によりダムの水かさが増した北辰ダムで堤防を越えて流れるオーバーフローが始まった。
 市(水道施設課)によると、今年のオーバーフローは例年より1週間以上早く、昨年からは21日も早い今月10日に始まった。稚内の最高気温が9度まで上がった20日、ダムの水位は余水吐きから20㌢ほど越流し、1日約50万立方㍍の水が声問川支流のタツニウシュナイ川に注がれている。
 この5年間で最も早い今年のオーバーフローだが、これから気温が上がり雪融けが進むにつれ更に勢いを増し、最大時には100万立方㍍の水がタツニウシュナイ川に注ぐ。4月下旬までオーバーフローが見られるのであろう。

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