知事選あす告示 4月9日投票 鈴木氏に池田氏ら挑む

 23日、北海道知事選が告示される。2選めざす鈴木直道氏(42)=自民党推薦=に元衆議の池田真紀氏(50)らが挑む選挙戦になる。
 第一次産業衰退と共に人口減少が加速し、日本全体の少子化傾向も相俟って打つ手が無いとまで言われる中、鈴木氏に改善策はあるのか。
 都庁職員から夕張市長、そして知事まで上り詰めた鈴木氏だが、就任以来、大半の3年間はコロナ禍対策に注力しなければならず、災禍が沈静化しつつある中、真価を問われる2期目への選挙戦になる。
 先日、稚内プレス社を訪れ「庶民の代表が私です」と何のてらい無く言い放った池田氏は長くソーシャルワーカーを務めた経験から弱い立場の人に寄り添う姿勢を強調していた。
 現職の鈴木氏がかなり優勢だが、池田氏の巻き返しも侮れず4月9日の投票日前日まで17日間の論戦は熾烈なものとなるだろう。

鈴木氏は29日稚内入り

鈴木 直道氏

 
鈴木直道氏は29日に宗谷入りし、中頓別、浜頓別など回ったあと稚内市街地で遊説する。

池田氏は31日稚内入り

池田 真紀氏


 池田氏は31日、枝幸を出発し、浜頓別、猿払など回ったあと、午後0時10分から西條稚内店前で遊説する。

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