白炎さんの命の言霊展開催、コロナ禍の癒しと浄化に

狛犬など力作並ぶ小林さんの命の言霊展

 旭川在住の墨絵詩書家小林白炎さん(53)の「命の言霊展〜命の波動が新を生む」が10日からキタカラで開かれている。26日まで。
 小林さんは350年以上の歴史がある世界最古の国際公募展ル・サロン展で8回入選、前衛的なアートを探求する絵画コンクール「サロン・ド・トンヌ展」で7回入選するなど実績は織り込み済みで稚内では最北彩り文化展会員との縁で3年前から作品展を開いている。
 今回、コロナ禍で疲弊した人の心の癒しや疫病退散などの願いを込め、神社を守る狛犬と唐獅子、そして本殿にいる神様として麒麟を描いた墨絵をメインに、東西南北を守護すると伝えられる白虎、朱雀など四神のほか、「生きてさえくれればそれでいい、あとは人生どうとでもなる」などといったメッセージを込めた作品58点が展示されている。
 このほか、妹の小林紀子さんが優しいタッチで描いた切り絵など20点も展示されている。
 白炎さんは「コロナ禍で大変な時代を生きる中、少しでも絵を見ることで癒しや浄化になればと思っております」と話していた。

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