雪下ろし中に転落し死亡 昨日午後、恵北の50代男性
8日午後3時過ぎ、恵北の自宅で2階の屋根の雪下ろし作業をしていた50代男性が落雪に巻き込まれる事故が発生した。男性は意識不明の状態で市立稚内病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。
稚内署によると、男性は自宅2階の屋根の雪下ろしをするためハシゴを掛けて作業をしていたが、落雪に巻き込まれ転落した。
物音に気付いた家族が、近隣住民と共に探したところ、雪に埋まっていた男性を救助し119番通報した。男性はヘルメットや命綱を着けていなかった。死因は窒息。
稚内では、ここ数日積雪が嵩んでおり、屋根の雪下ろしをしなければならない所もある。
谷口副署長は「作業する際は複数人で行い、ヘルメットや命綱を必ずつけて欲しい。万が一に備え携帯電話も持っていて欲しい」と話していた。