ふれあい公園 今冬は観光客向けに3年ぶりスノーランド開催
宗谷ふれあい公園スノーランドは、2月1日から3年ぶりにオープンする。今シーズンはわっかない観光活性化促進協議会と連携し、観光客に焦点をあてた体験型イベントを盛り込み冬季観光を盛り上げようというイベントになる。
稚内の冬季の一大イベントとして開催されているスノーランドは、コロナ禍で昨年、一昨年と中止された。
今シーズンは、協議会が計画する冬季観光の満足度アップ事業の一環として、魅力ある観光地づくりなど目的に、稚内独自の観光を楽しんでもらいたいと、大沼のコースを周遊する遊覧雪上車、歩くスキー、ポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツの嶋崎暁啓さんをガイドに迎え、公園内や大沼をスノーシューで散策するツアー、雪道でも走行できるファットバイク体験がある。
これまで市民を中心にコンスタントに1万人以上の利用があった氷の滑り台のほか、スノーモービルやスノーラフティングなどは無くなる。
これに合わせ、稚内駅前ターミナルを出発するガイド付きの稚内冬体験無料シャトルバス(定員40人)を午前と午後の一日2便運行し、宗谷岬、副港市場、スノーランドなど巡る。
ふれあい公園では、スノーランドのオープンに向け準備作業が進められている。山本和朗管理事務所長は「コロナ禍でツアー客は以前のように戻っていませんが、稚内での体験イベントを楽しんでもらい観光振興に繋がってほしい。子ども達が楽しみにしていた氷の滑り台などが無くなったのは心苦しい」と話していた。
スノーランド、シャトルバスの運行ともに2月末まで