8日大慶寺で無病息災願い水かぶりの荒行

大慶寺で行われた日蓮宗荒行の水行

 大慶寺で8日午後、年始伝統の日蓮宗荒行の一つの〝水行〟があり、苫前町妙宣寺の新渡戸円乗住職が読経を唱えながら勢いよく水をかぶり今年の無病息災を祈った。
 大慶寺での水行は寒修行として70年近く続けられており、午後1時の気温は氷点下3・1度まで下がった。80人余りの檀家信徒や地域住民を前に、下帯1枚になった新渡戸住職は、檀家信徒が打つ団扇太鼓の音に合わせて読経を唱え「エイ」と気合を入れ桶で頭から何度も冷水をかぶっていた。
 水行を見終え、80代女性は「新型コロナウイルスの感染が一日も早く収まってほしい。私も風邪を引かず、健康な一年にしたい」と話していた。

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