新たに物価高騰も 商工会議所 会員事業所にコロナ影響調査
収まるどころか感染が拡大しているコロナ禍と、ロシアがウクライナに侵攻するという不測の事態などに誘発された原油や資材、食料品など物価高騰への影響について、稚内商工会議所は、806の会員事業者を対象にアンケート調査を実施することにした。
17日には調査票を郵送し9月2日まで回答してもらう。今回の調査からインターネットでの回答も初めて実施する。
調査項目は▽昨年と比較した現在の経営状況とその原因▽今年4~6月の売上と、昨年及びコロナ前(2019年)との比較▽今後の営業上の課題▽原油・物価高騰への対処状況▽借入金及び雇用状況▽新型コロナウイルス第7波(7月下旬)以降の影響▽今後の事業の方向性▽国・道・市・商工会議所に求める支援内容―など。
コロナ禍中、同所が会員事業所に影響調査するのは20年11月、21年10月に続いて3回目。過去2回はコロナ禍での影響調査だけだったが今回は新たに物価高騰での経営への影響調査も加えた。