爆発的感染収まらず 保健所長きょう記者会見

 原田稚内保健所長は16日、管内の新型コロナウイルス感染状況について会見し「爆発的な感染拡大は全く治まっていない。あすから2学期が始まる学校が多くあり、保護者には児童生徒の健康観察など適切な対応を求めたい」と呼び掛けた。
 9〜15日までの新規感染者数は438人おり、自宅療養者は590人、宿泊療養者8人入院している人は27人いる。10万人あたりの感染者数は710・9人と過去最高となり、自宅療養者は1014・4人と管内の100人に1人が療養している。
 横ばいの稚内と比べ町村で感染拡大しているとし、15日現在の感染経路不明者は28・1%の123人と市中感染が広がっているとも述べた。
 原田所長はお盆明けの感染拡大や学校で2学期が始まることを踏まえ「児童生徒に何かしら症状がある場合には登校を控え、医療機関の受診やPCR検査を受けるなど対応して欲しい」と話していた。
 宗谷教育局からは、基本的な感染対策、三密の回避など学校の新しい生活様式に基づいた対策のほか、熱中症を防ぐために人との距離をとってマスクを外すなど適切な対応を求めている。

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